前回、今までの考えが変わるきっかけとなったと書いたこの出来事。
中学生の頃は、まさか自分が辞めることになるとは1mmも思っていませんでした。皆さんが思い浮かべる一般的なルートに沿ってずっと生きていくのだ、と漠然と考えていました。
ただ、幼稚園さえも嫌がり学校が嫌いだった私は、将来に対して消極的な思いを持ち不安を抱いていました。このまま我慢ばかりの生活を送っていくのは、想像しただけでも辛く、嫌だったからです。
それは誰でも嫌でしょうが、自分が我慢していることや少しのストレスはなかったことにし、気づいていない方もたくさん居ます。この日本では未だにそういう方のほうが多数派だろうと感じます。
この時の私も、我慢が当たり前だと思って「辛い」という心の声を無いものにしていた一人でした。
そのため、中学3年生のとき、「あーやっと学校が終わる」と心の中で思っていたのに高校に行くのが当たり前だからと全日制高校に行きました。通信制高校など、一般的じゃなくても自分に合った方法があったかもしれないのに、です。
そして、入学式の日になり、新しい日々が始まろうとしている中で「また学校が始まる、3年間もあるじゃないか…」と絶望的な気持ちになっていたのを今でも覚えています。
そこからは友達もでき、最初のほうは普通に通っていました。でもやっぱり段々と、違和感が強くなっていきました。一番初めの決定打となったのは夏休み期間に父親が転職をすると言ってずっと家にいる日々が続いていた頃だと思います。(私の父はいつキレるか分からないような人で、これも私の性格に関係していたのでまたの機会に書きたいと思ってます。)
そのため、決して安心できる状態じゃなかったのです。
つづく
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