こんにちは、記事を更新するのがとてつもなく久々になってしまいました。
最後に更新したのは去年の4月ごろなのですが、全体的にまとまりのないサイトになってしまったので、最初の記事だけ残してすべて削除しました。
一度リセットし、ここから再び新しいサイト構築に向けて頑張ろうと思います!
さて、記念すべき再スタートを切るための一本目は、さらに変化した考え方・価値観についてです。
結論から言うと、今まで心理学などの論理的・学術的な考え方やモノの見方を重視していたところを、自分の意識や思い通りに世界は広がっているという説、偶然、運や縁などの化学では証明できないスピリチュアル面での見方も取り入れようと考え方が変わったということです。
スピリチュアルという言葉は精神(上)の、精神的なという意味で目に見える物質的な物事と、目に見えない世界である精神上のものとを分ける意味合いを持つ言葉です。霊感商法など人の心理を悪用したインチキスピリチュアルではなくれっきとした概念といえます。
高校生の頃に今まで無理して抑えてきたことが溢れてしまい、学校に行くことが困難になってしまいました。そこから学校にいた聖職者の方に「あなたは病院というよりも話を聞いてもらうほうがいい気がする」と言われ、カウンセリングを紹介してもらいました。最初は初めてのことで緊張し、何を話せばいいのか分からず、未知の世界や場所に戸惑うばかりでした。しかしカウンセリングを受けていくにつれ、自分も知らなかった自分自身で作ったルールや固定観念があることに気付かされたのです。今まで不満に思っていたこと、心の中に沈殿していた感情、抑えていた感情など、それに気づくことだけでもなぜか不思議と楽になったのを覚えています。でもまだ足りない、行動を変えることができていない、まだなぜか苦しい…その重く苦しい思いをなんとか払拭しようと、完璧な心の状態を求めて心理学の情報を漁りました。やればやるだけ変わる、理論さえ知っていれば間違いない。そうして私は心理学という正解にのめり込んでいったのです。
それでも私が追い求める完璧には程遠く、手を伸ばしても届きませんでした。むしろ手を伸ばせば伸ばす程、自分の体が沈んで、小さく光る”完璧”が遠のく気がしました。
今思えば当たり前のことですよね。皆が皆、理論通り完璧に進むのであれば、この世の中に悩んでいる人なんて居ません。ロボットじゃあるまいし、プログラム通りに進んだり自分の感情を制御したりなんてできません。むしろできないからこそその人らしさが生まれるんだと思います。私は今まで色々な情報を見てきましたが、一番大切だと思ったのは自分を受け入れることです。
できない自分もそれはそれでいいんですよ。一人ができないことを補うために、違う性格・性質の人がいるのだと思います。
つまり、受け入れるということはコントロールを辞めるということにもつながります。
先ほどの私は完璧な状態で居ようと自分自身を必死にコントロールしようとしていたわけです。それは苦しいですよね。なぜそんなにコントロールしようとしていたのか?完璧じゃないと価値がないという思い込みがあったからです。このように気づかないうちに刷り込んでしまっているネガティブな固定観念を「認知の歪み」と言います。この認知の歪みを治すためには、認知行動療法などの論理的なアプローチが必要だと考えていました。そして自分を”良く”しなきゃ…と必死に頑張っていました。
でも、本当はそんなの必要なかったんです。
それに気づけたのは二度目の挫折があったからでした。
自分がこんなだからか周りにいる友人も似たように繊細な方が多くいます。同じように悩んでいる人たちが多いのです。だから私はその人たちを助けたくて、今まで集めた情報をもとに話を聞いたり、アドバイスを伝えたり、サポートをしてるつもりで色々と押し付けてしまいました。悩んでいる様子を見ていると、この人は自分を変えたがっている、手伝わなければ、早く悩みや苦しみから解放されたいだろうな、辛いだろうなと…まるで自分のことのように思っていました。これは自分を投影していたのだと思います。
しかし悲観的な気持ちになっているのにごちゃごちゃと色々言われたら嫌ですよね。段々コミュニケーションにズレが生じて、関係性にヒビがが入りました。私はそれでも、自分の問題点の改善を続けながら人の問題も諦める気はありませんでした。自分のこういうところがダメなのかな、どうしたら上手くいくんだろう?なんか伝わらないな、どうしよう…と問題に頭を支配されていました。
今思えばこの状態は、カウンセリングに行く前と何ら変わらない状態になってしまっていました。前の悪癖に引き戻されていたのでしょう。
そんな問題解決に奔走している日々を続けていた状態が突然終わりを告げました。相手から連絡手段を絶たれ、拒絶されました。私にとって人間関係に関する大きな失敗はこれが初めてでした。
そこからはこの考えにたどり着くまで時間はかかりませんでした。
とにかくしんどかったんです。あんなにカウンセリングや心理学を頑張ってきたのに結局これか、失敗するんだな。失敗したのはこれが原因かな。この原因が起こる理由はこうでこのせいで…といつものように考えていました。でもそれを続けていると自分は問題まみれの人間なんだと絶望的な気持ちになりました。問題が20個あったとしたら、それを治すのにまだ時間がかかる、まだ苦しまなきゃいけないんだ、これまでもずっと頑張ってきて、マシになったと思ったのに、まだ全然改善できていなかった…って。ここで知識だけあってもダメだなと感じました。特にコミュニケーションは相手ありきだから、こちらがいくらAを実行したいと思っても、相手がBがいいなら話し合いで中間地点を見つけるしかありません。でも話し合いさえできない場合もある。だから全部無駄だったと最悪な気持ちになりました。
しかし、ふと昔読んだマーフィーの法則や引き寄せの法則を思い出しました。かつてその情報を集めていた時に、そう思うからそうなる。世界にはあなただけ。というフレーズがあったのです。
自分が思った通りになる…そう考えると少し希望が湧いてきました。やはり人生の主導権は自分にあるのだと。そして自分を問題のある人間として扱っていたのは自分だということにも気が付きました。
「運」という科学で証明されていない言葉も当たり前のように使われているのだから、理論だけじゃない何かがあるのかもしれないな、と思ったのです。
そこから、目に見えない世界のスピリチュアルと、目に見える物質的な世界にある理論を組み合わせればそれが一番最強なんじゃないか?と考えたのが始まりです。
これからは物心ともに融合し、様々な視点で見ていけたらいいな、快適に物事を乗り越えられたらいいなと、切に願う。
一言まとめ
何事にもバランスが大切だね!
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