体調不良の始まり

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徐々に体調が悪い日が増えてきて、精神的にも今までの状態と違う状態になっていました。
折角の夏休みなのに毎日父が家にいる状態で、リビングでずっと寝っ転がっていました。カーテンも開けたがらないため皆が使うリビングが薄暗く、気が滅入り毎日エネルギー量が底辺を彷徨っている感覚でした。

しかしまだ夏休みで、学校に毎日行かなくていいことで安心していたのです。祖母の家に帰省しているときは外出しても、自分のことを知っている人が一人も居ないという安心感と喜びを感じました。幼い頃からそうだったように感じます。
ただ、そんな日々を続けていても着々と夏休みの終わりが来てしまうのです…。

9月になり行かなければならない日が戻ってきました。また嫌だな、と思い暗い気持ちでスタートを切ります。この時はまだ行くことが当たり前だと強く思っていたので、それを実行できていました。夏休みの課題もとりあえず仕上げて提出しました。やることはできていたと思います。

しかし、9月から2月くらいの間に当たり前にできていたことが、少しづつ減っていったように思います。元々コミュニケーション能力が高い方ではなく、苦手意識があったというのもありますが「おはよー」などの軽い挨拶も緊張するようになりました。

調子が悪いことを知られたくないというプライドもあったと思います。だから調子の悪いときは一人で居たいのに、学校に行かなければならない、人に会わなければならない。それが本当にキツかったです。


隠すのにも体力を使い、人と話すのにも体力を使う。それで休日だけでは回復も間に合わない。そんな状態が続くと、どんどん自信が無くなっていきます。自信が無くなるとどうなるかというと、人が怖くなっていくのです。
怖くなると周りが敵に見えます。傷つけられた動物のように。ちょっとしたミスさえも許されず、嫌われる、など悪い考えばかり浮かびます。そうなると地獄のようです。毎日毎日30人ほどの敵がいる密閉空間に約8時間閉じ込められる感覚になります。


そんな日々が週5で毎日ある…じわじわと色々なものが削られていきます。

つづく

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